緑黄色野菜をもっと摂りましょう!
食卓に彩りを添える緑黄色野菜は、低カロリーで栄養豊富。
そのうえ、老化や病気を予防する天然成分を含んでいます。
毎日の食事で調理や献立に一工夫して、十分な量を摂りましょう。
1.老化を予防し、健康を保つ食材は?
食材が豊富な日本では、年間を通して新鮮な野菜が手に入ります。しかし、近年、食生活の変化にともない日本人の野菜摂取量は減る一方です。それとともに増加しているのが、ガン・糖尿病・高血圧・動脈硬化・肥満などの生活習慣病です。人生100年時代に入り、健康長寿のため多種類の野菜を十分摂ることが欠かせません。
野菜の種類は非常に多いですが、ニンジンやカボチャのように中まで色が濃いものは「緑黄色野菜」、タマネギや大根などは「淡色野菜」と呼ばれます。
厚生労働省では「可食部100グラム中にカロテンを600マイクログラム以上含む野菜」を緑黄色野菜と定義付けしています。
カロテンは脂溶性の天然色素で、体内に摂りこまれると、その一部が必要に応じてビタミンAに変わります。「プロビタミンA」とも呼ばれ、優れた抗酸化作用や免疫強化作用を発揮する成分です。
緑黄色野菜には、カロテン以外にも、たくさんの栄養成分が含まれています。代謝促進、活性酸素の消去、免疫力強化などの働きによって、体調を整えるだけでなく、老化の抑制や病気予防に重要な役割を果たします。
2.食事メニューを彩りよく
厚生労働省では、成人1日あたり350グラムの野菜(そのうち緑黄色野菜が120グラム以上)を摂ることを推奨しています。これは、毎食少しずつ加えるだけで無理なく達成できる量です。
まずは、朝食から一品プラスする意識を持ちましょう。肉や卵と相性抜群のニラやホウレンソウ、温野菜サラダに最適なブロッコリー、ニンジン、カボチャなど、いつものメニューに簡単に加えることができます。
習慣化されると便通も改善し、有害な老廃物が自然に排出されます。
朝食で食物繊維やビタミン、ミネラルをしっかりと補給し、1日を元気にスタートすることが、若さと健康を保つ秘訣です。
カロテン |
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ビタミンC |
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食物繊維 |
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カリウム |
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