基本概要・施設基準
基本概要
名称 | 医療法人社団 正信会 水戸病院(しょうしんかい みとびょういん) |
---|---|
開設年月 | 昭和48年9月 |
診療科目 |
|
専門外来 |
|
病床数 | 82床
|
各種指定 |
|
各種検診 |
|
認定 |
|
付設施設 |
|
九州厚生局長への届出事項
当院では、次の施設基準に適合している旨を九州厚生局に届けています。(令和6年8月1日現在)
基本診療料
- 機能強化加算
- 情報通信機器を用いた診療に係る基準
- 医療DX推進体制整備加算
- 障害者施設等入院基本料(10対1)
- 看護補助体制充実加算1(障害入院)
- 地域包括ケア病棟入院料1
- 看護職員配置加算
- 看護補助体制充実加算1(地包ケア1)
- 看護職員夜間配置加算
- 特殊疾患入院施設管理加算
- 療養環境加算
- 臨床研修病院入院診療加算(協力型)
- 診療録管理体制加算3
- 医師事務作業補助体制加算1(75対1)
- 栄養サポートチーム加算
- 入退院支援加算1
- 地域連携診療計画加算(入退院支援加算1)
- 後発医薬品使用体制加算1
- 感染対策向上加算3
- 連携強化加算(感染対策3)
- サーベイランス強化加算(感染対策3)(連携医療機関:福岡市民病院)
- 抗菌薬適正使用体制加算(感染対策3)
- データ提出加算2
- 認知症ケア加算3
特掲診療料関係
- 薬剤管理指導料
- 地域包括診療料1
- 認知症地域包括診療料
- がん性疼痛緩和指導管理料
- がん治療連携指導料
- (連携医療機関:国立病院機構 九州医療センター、九州がんセンター、九州大学病院、済生会福岡総合病院、福岡大学病院、福岡東医療センター、久留米大学病院、聖マリア病院、公立八女総合病院、大牟田市立病院、飯塚病院、社会保険田川病院、北九州市立医療センター、九州厚生年金病院、産業医科大学病院、九州中央病院、浜の町病院、戸畑共立病院)
- 外来リハビリテーション診療料
- 小児科外来診療料
- ニコチン依存症管理料
- 在宅療養支援病院(機能強化型)
- 在宅時医学総合管理料及び施設入居時等医学総合管理料
- 在宅がん医療総合診療料
- 肝炎インターフェロン治療計画料
- 糖尿病合併症管理料
- 無菌製剤処理料
- 検体検査管理加算(Ⅱ)
- CT撮影及びMRI撮影
- 脳血管疾患等リハビリテーション料(I) ※初期加算
- 廃用症候群リハビリテーション料(I) ※初期加算
- 運動器リハビリテーション料(I) ※初期加算
- 呼吸器リハビリテーション料(I) ※初期加算
- 集団コミュニケーション療法料
- 胃瘻造設術
- 胃瘻造設時嚥下機能評価加算
- 外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)
- 入院ベースアップ評価料47
入院時食事療養費等
- 入院時食事療養(I)・入院時生活療養(I)
- 食堂加算
その他の届け出
- 酸素の購入単価
厚生労働大臣の定める掲示事項
(令和6年6月1日現在)
入院基本料について
当院の看護職員(看護師及び准看護師)の配置は次のとおりです。
病棟 | 病床区分(入院基本料) | 1日に勤務している看護職員の人数 | 看護職員1人当りの 受け持ち数 |
|
8:30~17:00 | 17:00~8:30 | |||
1病棟 | 地域包括ケア病棟 | 10人以上 | 7人以内 | 20人以内 |
2病棟 | 障害者施設等入院基本料 | 13人以上 | 5人以内 | 21人以内 |
※受持ち人数は、休日などの要因で変わることがあります
入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制について
当院では、入院の際に医師を初めとする関係職員が共同して、患者さんに関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。また、厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制の基準を満たしております。
院内感染の防止に対する取り組みについて(感染対策向上加算3)
院内感染の予防及び感染防止対策の充実と強化、感染症発生時に適切かつ迅速な対応を行うため、以下の取り組みを行っています。
- 院内感染対策マニュアルの作成と院内周知
- 病原体の検出および抗菌薬の使用状況についての情報と分析
- 院内感染が発生した場合の情報収集・緊急対策
- 針刺し・切創事故の状況把握とその対策
- 院内感染の予防に必要な衛生管理と職員教育
- 感染対策チームによる定期的な回診の実施
- 地域の医療機関の院内感染に関するカンファレンスへの参加
NST委員会における取り組みについて(栄養サポートチーム加算)
NST(栄養サポートチーム)では以下の取り組みを行っています。
- 定期的な回診の実施
- 入院患者さま全員の栄養評価
- 栄養不良の患者さま、今後栄養不良になる可能性のある患者さまの早期発見、栄養療法
- 適切な栄養投与方法の検討(経口摂取・胃瘻・腸瘻・経鼻栄養・中心静脈栄養・末梢静脈栄養等)
- 胃瘻でのトラブル(下痢・嘔吐・胃瘻からのモレなど)
- 経口摂取不良・嚥下状態不良の患者さまの嚥下評価(嚥下造影:VF、嚥下内視鏡検査:VE等)、安全な食形態での提供
- 経管栄養の患者さまへ経口摂取(楽しみとしての食事)にむけての訓練
- 褥瘡のある患者さまに対する栄養療法
- 職員に対する教育
入院時食事療養について
当院では、入院時食事療養費(Ⅰ)の届出を行っており、医師の発行する食事箋に基づき、管理栄養士が管理する食事を適時(夕方6時以降)・適温で提供し、十分な栄養指導を行っています。
「個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書」の発行について
当院では、医療の透明化や患者への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる 明細書を無料で発行しております。
なお、明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点、御理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出下さい。
初診料の機能強化加算について
当院では、地域の「かかりつけ医」として以下の取組みを行っています。
- 健康診断の結果に関する相談等、健康管理に関するご相談に応じます。また、必要に応じ、専門の医師・医療機関をご紹介します。
- 介護・保険・福祉サービスの利用に関するご相談に応じます。
- 夜間・休日のお問合せへの対応を行っています。
- 受診している他の医療機関や処方されているお薬を伺い、必要なお薬の管理を行います。
情報通信機器を用いた診療について
情報通信機器を用いた診療において初診の場合には向精神薬を処方しません。
医療情報取得加算/医療DX推進体制整備加算について
当院は、医療DXを通じた質の高い診療提供を目指し、以下の取組みを行っています。
- オンライン請求を行っております。
- オンライン資格確認等システムにより取得した医療情報(受診歴、薬剤情報、特定健診情報、その他必要な診療情報)を診察室で閲覧又は活用して診療をできる体制を有しています。
- マイナ保険証利用を促進するなど、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。
- 電子処方箋の発行や電子カルテ共有サービスなどの取組を実施してまいります。(※今後導入予定です)
禁煙外来について(ニコチン依存症管理料)
当院では、禁煙を行おうとしている方、禁煙を行おうとしてもなかなかやめられない等のお悩みの方等に対し、禁煙のお手伝いが出来るよう禁煙外来を設けております。ご希望の方は主治医又は受付までお申し出ください。
後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用について(後発医薬品使用体制加算2)
当院では、後発医薬品(ジェネリック医薬品)を積極的に採用しています。また、医薬品の供給が不足した場合、医薬品の供給状況によって投与する薬剤が変更となる可能性がありますが、医薬品の処方等の変更等に関して変更する場合には十分に説明します。
ご不明な点がございましたら、主治医又は薬剤師にお尋ねください。
一般名処方について(一般名処方加算)
当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方(一般的な名称により処方箋を発行すること※)を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。保険薬局において銘柄によらず調剤できることで対応の柔軟性を増し、患者さんに安定的に医薬品を提供する観点から、当院では一般名処方を行っています。
薬剤の一般的名称を記載する処方箋を交付する場合には、医薬品の供給状況等や、令和6年10月より長期収載品について医療上の必要性があると認められない場合に患者の希望を踏まえ処方等した場合は選定療養となること等を踏まえつつ、一般名処方の趣旨を患者さんに十分に説明致します。ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
※一般名処方とは、お薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方せんに記載することです。
生活習慣病管理料について(生活習慣病管理料(Ⅰ)、(Ⅱ))
高血圧・脂質異常症・糖尿病のいずれかを主病名とする患者さんが対象で、患者さんには個々に応じた目標設定、血圧や体重、食事、運動に関する具体的な指導内容、検査結果を記載した『療養計画書』をお渡しします(概ね4ヶ月に1回)。療養計画書へは初回だけ署名を頂く必要がありますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。また、患者様の状態に応じ、28 日以上の長期の処方、またはリフィル処方箋の発行を行っております。
入退院支援について(入退院支援加算1)
当院では、患者さんが安心・納得して治療に専念していただけるように、また、退院後も安心して療養できるように、多職種で連携しながら在宅への退院支援及び地域の福祉施設・医療機関との連携を行っています。入院中から患者さんの退院後の生活を想像しながら、病気だけでなく「早期に住み慣れた地域での療養や生活を継続する」という視点を忘れずに、患者さんやご家族の気持ちを尊重し、意思決定支援や在宅療養生活支援を行っています。
当院では、このような入退院支援及び地域連携業務を担う部門を設置し、当該部門に十分な経験を有する社会福祉士と看護師を配置し退院支援等を行うにつき、十分な体制を整えています。
【入退院支援部門】
入退院支援部門 | 小林郁子(専従) 曳村弘子(専任) |
病棟専任の担当職員 (入退院支援) |
1病棟 | 曳村弘子、国武律子、白川菜美 |
2病棟 | 白川菜美、寺本麻衣 |
※病院外来受付横の医療介護支援相談室へお気軽にご相談ください。
患者サポート相談窓口について
当院では、「患者サポート相談窓口」を医療介護支援相談室に設置していますのでお気軽にご利用ください。診療内容に関すること、医療費に関すること、職員の接遇に関すること、退院後の色々な相談等、患者さんの立場に立ち、問題解決のためのお手伝いをします。
医師事務作業補助体制について(医師事務作業補助体制加算1(75対1))
当院では、病院勤務医の負担の軽減及び処遇の改善として、医師事務作業補助者の外来診療補助や書類作成、他職種との業務分担(初診時の予診、静脈採血、入院の説明、検査手順の説明など)に取り組んでいます。
保険外負担について
当院は、保険外併用療養費制度の内「選定療養」として、「特別の療養環境提供(室料差額)」の利用日数に応じてご負担をお願いしております。
また、診断書を含む文書代、紙おむつ代等につきましてもその利用日数、使用量等に応じたご負担をお願いしております。(料金表は病室内案内ファイルや各階掲示板に掲載しております。)