疾患別リハビリテーション

医師の指示のもと、その人を取り囲む環境へ各専門職と連携しながら、個々の障害に応じたリハビリテーションサービスの提供に取り組んでいます。
入院患者さまについては、運動機能の回復促進や得られた能力を日常生活へ早期に実践できることを目的に、綿密な療法士のチーム編成により、土曜日や祝祭日もリハビリテーションを提供できるよう、努めております。

リハビリ内容

理学療法(PT: Physical therapy)

リハビリマシン理学療法では、脳卒中や骨折などにより、座れない・立てない・歩けないなど、基本的な動作に障害のある方に対し、運動療法や物理療法(温熱・電気刺激・牽引)などを行い、個々の身体能力を充分に発揮できるように、支援していきます。

作業療法(OT: Occupational therapy)

作業療法は、各々の患者様の状態を見極め、その人が人間らしく生きていくために何が必要か、そのためにはどんな能力が必要なのかを考え、適合する作業活動を用いて、治療・援助を行っていきます。

作業活動とは、人間が生きて行う全ての行為・行動・活動(身体的・精神的)動作を指します。

言語聴覚療法(ST: Speech language hearing therapy)

リハビリ風景言語療法では、脳卒中後、舌がもつれて話しにくい・言葉が出ない・話の内容が理解できない等の言語障害を持たれた方々に対して、効果的なコミュニケーションが行えるための訓練を実施しています。

また、食べものがむせてうまく飲み込めないといった、摂食嚥下障害のある方々に耳鼻科における嚥下内視鏡検査や、嚥下造影検査を実施し、適切な評価のもとに積極的に嚥下訓練を行う環境を整えています。